橋本和樹~日光エロ村 性欲猿軍団~

SOD風俗調査団の橋本・初デートがジャスコ・和樹です。 話が暗いとよく言われます。平成3年生まれです。 風俗の楽しみ方や女性との向き合い方、催眠術を使ったコミュニケーションについてお伝えできればと思います。よろしくお願いします。

パチンコで勝つということ CRトラック野郎N-K(甘デジ) 止め打ち 捻り等 攻略

今回はパチンコの話です。割とコアな話だと思うのでパチンコに興味のない方はすみません。
特に後半は何のことだかわからないと思うので読み飛ばして下さい。

こういうことを書くともうなんのブログなのかわかりませんが…
まだプロの方も使われている台だと思いますが、個人的にはもういいかなと思っているのでネタばらしをします。

僕は18の頃からパチンコを打っておりますが、一度もマイナス収支になったことはありません。人が生きていけるほど勝ってもいませんが。
別に勝っているからどうという話をしたいのではなく、「パチンコで勝てるわけがない、ギャンブルは必ず負けるように出来ている。」と言う人を論破したいわけでもないのですが、自分の基本的な考え方を書こうと思います。

現在のパチンコというのは、以前パチスロのバイオハザードや北斗の拳であったような、基板が不正基板であるということを考えなければ、全ての台が完全確率です。
完全確率とは、簡単に言えば「台の表記通りの確率で、常に抽選がされている」ということです。

つまりそれは、サイコロを振ることと本質的に変わらないのです。
サイコロの出目がメチャクチャ多いというだけで、常に決められた確率で抽選がされているということは、数学的に期待値を算出する事が出来ます。

この辺のことは「ボーダー理論」で検索すると腐るほど出てくるので詳しい説明は省きますが、常に同じ確率で抽選がされているのなら、勝ち負けを左右するのは“理論上”釘の良し悪しだけ、というわけです。

理論上、というのはサイコロを6回振ったとき、1から6までの数字がキッチリ1回ずつ出ることはほぼないように、抽選の分母が大きければ大きいほど期待値が収束するまでに、たくさんの試行回数が必要になるからです。
サイコロは分母が6なので、そこそこ早めに収束するかと思いますが、パチンコの場合ほとんどの台が100分の1から399分の1の確率で抽選をしている上に、確変がどれだけ続くかという要素もあったりするので、収束にはかなりの試行回数を必要とします。
基本的に確率分母が大きいほど標準偏差が大きい=収支が荒れる、ということはパチンコをされる方なら直感的に理解されていると思います。

だいたいパチンコは丸一日打って2000回転くらいしか回せないので、確率がある程度のラインまで収束するのに必要な回転数を稼ぐには時間がかかります。
期待値がプラスの台を打っていても、負けることはしょっちゅうですし、ビジネス街の駅前にあるクソ釘のお店でパチンコをしていても、何日に一度かは大きく勝つことがあるでしょう。

台のスペック(仕様)により違うのでざっくりした数字ですが、90%水準で確率が収束するには大当たり確率100分の1のいわゆる甘デジでも15000回、つまり初当たりを150回取らなければいけないわけです。
パチンコ屋さんで大々的に宣伝されているMAXタイプの機種だと、さらに収束に必要な試行回数は増えます。

自分は台を選択するとき、収支の荒れにくさやライバルの少なさから、甘デジをよく選択します。
MAXタイプで運悪く1度も大当たりせずに1日を終えると、かなりいい台を打っていても10万円以上負けます。
一日でそれだけ負けるとモチベーションも下がりますし、現金がそれだけ減ると生活に支障が出ることもあるので。
MAXタイプで期待値2万円の稼動をすることと、甘デジで期待値2万円の稼動をすることを比べてもデジタル1回転あたりの仕事量は変わらないので、選択肢を狭めているだけのことで、本当はそれは良くない事なのですが。

そしてその期待値を左右するものが、釘のほかにもう1つあります。(他にも細かい事は色々あるのですが)
それは台のスペック(基本設計)です。
スペックによってボーダーライン(損益分岐点)は変わります。

例えば、サンセイR&Dの出している有名なシリーズの「牙狼」はボーダーラインが低い(設計が甘い)ことが多く、高尾の出している台はボーダーラインが高い(設計が辛い)ようなことが多いです。
だいたい最近の台は1000円あたり18回前後がボーダーラインになっていることが多いですね。

自分は、このボーダーラインが例外的に低い台を狙って打つことが多いです。
例えば、高尾の「サブマリン707R 2900トン級」や三共の「覇王伝零 その甘さが命取り」などをよく打っていました。
台の面白さや原作が好きかということはほとんど気にしないです。
パチンコはあくまでお金を稼ぐ手段であって、遊びではないからです。



※ここからはパチンコの基礎知識がある程度ないとわからない話であろうをしますので、興味のない方はページを閉じて下さい。


できるだけやさしく書いていますので、もしわからない点があればコメントで聞いてください。

そして最近になり、久しぶりに高い期待値の出せる台が出ています。

ニューギンの「CRトラック野郎N-K 甘ったれんな、一番星!」です。

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この台すごいです。簡単に時給2500円くらい出ます。

元のスペックが甘い上に攻略要素が多く、ボーダーラインも下げられるので、1000円15,6回のまわらない台でもぜんぜん勝負になります。


スペックが

大当り確率
   
通常時:1/99.9
確変時:1/15.63(ST30回転)
ループ率86%

電チュー2個賞球
アタッカー10個賞球
電チュー優先8保留

大当たり
16R2カウント


当選時の内訳/ヘソ入賞時

16R確変(電サポ30回)
50.0%
2R確変(出玉無 電サポ無 潜伏ループ)
50.0%

電チュー入賞時
16R確変(電サポ30回)



出玉あり大当たりは全て16ラウンド2カウントというのがミソです。
16ラウンド毎回捻るチャンスがあるということです。

大当たり出玉250個、電サポ増減なしでボーダーラインを計算して16.3回。
これでも甘い部類ですね。

だいたい自分は1回の大当たりで310個取れています。(電サポの増減を大当たり出玉に入れて計算しています)
つまり、表記の大当たりより60個多く取れているということです。
その辺のミドルで60個多く取れてもたいしたことではないですが、ループ率86%の甘デジで60個取れるということはとんでもないことです。

だいたいこの台は1日打つと通常が1800回くらいまわせます。初当たり18回ですね。
ループ率86%なので、平均7連チャン。
18×7で、一日に128回当たるという計算です。
潜伏があるので実際の出玉あり大当たりもう少し少ないですが、それでも110回は出玉ありの当たりが取れます。
110回の大当たりで、60個多く出玉を取ると…?
110×60=6600個。
等価交換にして26400円。

一般客のおじさんおばさんが打ってもチャラにしかならない台が、日給26400円の台に化けるわけです。
もちろんボーダーより上の台を打っていたら、期待値はさらに上がります。

それでは打ち方を説明します。

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盤面です。暑苦しいですね。画像がなかったのでミドルのものですが、釘などは同じなので。


まず捻り打ちです。
アタッカーに1個入れてから、弱めに1個、強めに2個打ちます。
アタッカー前の釘とネカセに左右されますが、3個まとめて入るのもそこそこ現実的に狙えます。
2個で捻る方も多いと思いますが、1個目がこぼれた場合にもリカバリーできるので、自分は3個打ってます。


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ピンクの丸で囲んだところに屋根があるので、そこにぶつかってギリギリ右へ流れる強さで打ち出して、弱い玉を作って下さい。

ハンドルがあまりよくないので同じ強さで打ち出しても玉が左に流れてしまうと思いますが、初回の大当たり(電チューに保留があるときを除く)以外はそこまで神経質にならなくてもいいと思います。むしろ弱い玉が作れないとほぼオーバー入賞しないので、左に玉が流れることを気にし過ぎると逆に取れなくなります。

弱い玉を作ったら、1個目にぶつけるイメージで2個打ち出して止めます。
ちゃんとやれていたら、だいたい平均で7個前後はオーバー入賞するのではないでしょうか。

この台はカウントを大当たり毎にしてくれるのでわかりやすいです。

表示されている払い出しの数から320を引いたものがオーバー入賞の数です。
380~400くらいの間を安定して取れるようにできれば、形になっています。
表記が400超えたら自信もっていいです。

最初に述べた部分はここの部分ですね。大当たりが多く取れる機種でこれだけ底上げできるのはかなり異常なことです。
ここがしっかりできていれば、確変中は減らないくらいのレベルでも十分に足りると思います。

ちなみに自分の最高記録は16Rで17個オーバー入賞です。


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最終ラウンドで1個入れてから写真とって捻り成功したので、表記は490個でした。
毎R綺麗に入ったというわけではなく、2個まとまって入ったラウンドが多かったという感じですが。


次は確変中の止め打ちですね。

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ピンクの矢印で指しているところが電チューの抽選結果、水色の矢印で指しているところが電チュー保留です。
ピンクの部分が2個点灯の場合、ロング×3回の開放で、左右どちらか1個の場合がロング×1、ショート×4の開放になります。
この台は電チューまで距離がありますが、初回が必ずロング解放なので、初回にあわせて3つ打っている間にセグを確認してからの対応ができます。


ロング3回の時は解放に合わせて3個ずつ打てば入ります。
ショート4回の時は、1回目のロングに3つ打った後、一拍あけて1個、開く直前に1個、開く直前に1個、開く直前に1個でOKです。



ショートの際に1個2個1個2個でも入るかと思います。自信のある方は是非。

前述の通り、ハンドルに癖があるので慣れるまでに時間がかかると思いますが、打ちっぱなしだと期待値が激減するので頑張ってください。玉が減らないくらいまで上達するだけでじゅうぶんです。
大当たり終了後に上皿の玉をチャンスボタン手前まで抜いておくと増減がわかりやすいと思います。


慣れてきたら振り打ちに挑戦してみてください。

最後の開放に合わせる玉を打ったらすぐ左に3発。一拍おいてから、右にまた3個打って1回目のロングに対応します。
確変中にヘソ保留を4つ溜める事で、4回転得します。
一日やれば50回転くらいは多めに取れることになります。難しいですが。

STを抜けて「ドライブインモード突入」の画面になっても電チューはまだ抽選しています。
最後の開放まで合わせ続けてください。タイミングによりますが1~2回は電チューで多くまわせます。

右打ちの注意は以上です。
スルーの釘は元々が甘めなので、極端なマイナスに気をつければ大丈夫でしょう。
アタッカーの釘は気をつけて見て下さい。極端に悪いとこの台の強みが殺されます。

自分もあまり見るのが上手くないほうなのですが、左のゲージはあまり良くないほうだと思います。

1222

ピンクの方向に釘が叩いてあったらマイナスです。他にもありますが大事な部分だけ。

基本まわらない状態で勝負する台なので、余程ひどくなければ多少打ってから判断することになるかと思いますが、打っているときも液晶を見るだけでなく玉の流れを見ていると釘読みも上達するかと思います。


次に演出関連ですが、強い演出が出たら打つのをやめて無駄玉を抑えるというのは基本です。
振り打ちで確変中に保留も貯められることですし。

幸か不幸か、この台の演出バランスはかなり悪く、ほとんど当たりに繋がる演出が決まっているので察知しやすいです。

止めたほうがいいと思う演出は
・擬似3
・Myマドンナゲット
・韋駄天トラックゾーン
・保留変化緑以上
・星柄
・金色
・フェイスオブ菅原文太
・右下の回転体が点灯or回転
・博多or鹿児島ステージ
・玉三郎出現(あっしは玉三郎~ってやつです)
・ボタンバイブ
・変動開始時にドライブインモード(潜伏確定?)


くらいですね。
当たるときは強い予告がキッチリ出て当たるので、打っててダレます。仕方ないですが。

また、この台の潜伏当選時はアタッカーが一瞬パカパカしてモードが変化するだけで、液晶での告知をしないので、見逃しやすいです。
青図柄もしくは緑図柄だけが止まると潜伏or小当たりです。
液晶左下のランプがつくのでそちらを見て、点灯していたらすぐセグを確認してBsvtX3TCUAIfS9n

黄色の丸で囲った部分が点灯したら2R潜伏です。
潜伏中はヘソ保留を確変時に消化しないために、保留を1個以上つけないようにしましょう。
自分は、変動開始時に強い演出が出ない→1個保留をつける の繰り返しで消化しています。


あとは、通常時に発動するオマケ電チューのサービスタイムくらいですかね。
液晶で告知されるので、電チューが点滅したら右に9個打ち出して終わり。
これは特に説明することもないですね。

さて、これで技術介入する部分はだいたい書き出しました。


これで捻り打ちも平均カウント380個を超えるようになり、確変中もそこそこ増やせる、店も何軒かまわって1000円で17回まわる台を見つけたとします。

それで、そのトラック野郎を打つと理論上一日いくら勝てるのでしょうか。

P-BL調査隊さんのツールで計算します。

ボーダーラインを調べる【パチンコボーダーライン調査隊】

こんな感じですね、ちゃんと打てば310個くらい取れると思うのでもっと甘くなるかと思いますが、少し厳しめに計算します。

無制限営業ボーダーライン【パチンコボーダーライン調査隊】

1000円あたり13.31回がボーダーラインとでました。
パチンコ雑誌を読まれるくらいに知識のある方ならわかると思いますが、ゲロ甘ですね。
これが雑誌に載っていたら誤植か、変則スペックを疑うレベルでしょう。

そしてこれを開店から9時ごろまで、11時間ほど打つと1800回転くらいは回せます。
その11時間で13.31回がボーダーの台を1000円あたり17回で回した時の期待値はいくらでしょうか。
はいドン。

期待収支金額シミュレーション結果【パチンコボーダーライン調査隊】

29354円と出ました。およそ3万円。
時給2600円くらいですね。


しっかりと知識をつけて、できるかぎりの介入を行うと、旬の台ならこれくらい取れるということです。

これを毎日やれば月に90万ですよね。
ただ、毎日朝から晩までパチンコって、できますか?社会性を全て捨てて、全てをパチンコに捧げてまで・・・
またいつもの感じになりそうなので、この話はまた別の機会にでもしようと思います。

今は自分もほとんどこの台しか打っていません。都内はさすがに厳しくなってきたので、隣の県でやっていますが。

できるだけやさしく書いたつもりですが、見返すと難しい点もたくさんありますね。
何かわからないことや、ご指摘などあればコメントをいただければお返事します。

まったく風俗調査団らしくない記事でしたので、次回はひさびさに催眠術の話をしようかと思います。


また!

彼女たちの流儀 その2 アキバ神社 レビュー(レポート?) みなみちゃん

「結局、連中の歪みは、俺の歪み・・・」

山本英夫 『ホムンクルス』

アキバ神社がオタクコミュニティを中心に、ネットで話題になっていた。


別に秋葉原の風俗なんて、珍しいものでもないと思うが、おそらく彼等はアキバ神社で初めて、秋葉原に風俗があることを知ったのだろう。
異様な盛り上がりだった。オタクコミュニティ特有の、自虐に隠したコミュニケーションへの期待が140字に乗って、たくさん流れてきていた。


これだけ騒いでいても、恐らく彼らはアキバ神社には行かないだろう。


もしくは“勇者”気取りの人間が実況をして、自分の能力の無さを店の、女性のせいにして、周囲の人間が「やっぱり風俗なんてクソだな!」と騒いで終わりだと思っていた。


この予感は概ね的中した。


そんなことはどうでもいい。この不快なムードを吹き飛ばすくらい強く、ある確信が自分の中にあった。

オプションや在籍嬢の紹介から、“秋葉原の香り”がするのだ。


リフレやお散歩、耳かき全盛期にあった、あの独特の香りが。


ドス黒い欲望にリズリサのピンク色をぶちまけた毒々しいマーブル
色が、仮面をつけて街を歩いていた、あの頃の香りが。
甘ったるい声。垂れているビラ。カラーペンの名前。ビニール鞄。
雑居ビルの明かり。カラコンの笑顔。怪訝な顔のタクシー運転手。


ここには、まだそれが残っている。
どうしてそう思ったのか、うまく言えないが、自分は100%に近い、妄信といってもいいレベルで、それを直感していた。


アキバ神社は「巫女専門オナクラ手コキ店」らしい。


巫女は処女じゃないとダメなんじゃないかとか、オナクラなのか手コキ店なのかどっちなんだとか、くだらない事も考えたが、すぐに頭から消えた。


在籍の女の子を見る。


…これだ。みなみちゃんだ。

サムネイルからでもはっきりと伝わってくる、蠱惑の香り。

モザイク越しでもわかると思うが、おそらく笑っていない。

しかし身体はしなやかにポーズをとって、レンズの向こう側へ確かに何かを語りかけていた。

自分の価値と強みを認識できている人間の、迷いのないポージングだった。


当欠を3回されて、ようやくプレイをすることができた。

あの頃、ブッチは日常茶飯事だった。

苛立つというより、懐かしさを感じていた。

まるで自分の期待している心を見透かされて、弄ばれているかのようだった。

いつもそうだった。自分が何か答えを探して相手の瞳を覗き込んでいるとき、相手は全く別のものを見ている。

それは自分のことを見ているのですらない。それが心地よかった。答えがないとわかっていて、瞳を覗き込む行為は鏡を見ているようだった。


自分より3つか4つ年下の、二十歳の女の子に、会う前から弄ばれていた。気分はよかった。


受付の対応は可も無く不可もなくといった感じ。

90分コースを頼んだのだが、提携のホテルも90分で押さえられていたので、延長料金が発生することが確定してしまう。そこだけがマイナスポイントだった。受付で120分にしてくれと訂正して、ホテルで彼女を待った。


ホテルにはエレベーターがなかった。このご時勢にすごい。

5階まで息を切らして登り、ホテルでみなみちゃんを待つ。

階段を上がる音が、薄い壁を伝って響いてくる。

音とは空気の振動だ。すぐにもっと物理的な力で、ドアが振動した。


ドアを開けると、懐かしい香りが脳いっぱいに広がった。

気立てがよさそうとか、キツめの顔立ちとか、優しそうとか、そういうコメントは、した瞬間に効果を失うような雰囲気を纏っていた。


恐ろしく美人だった。そして彼女は、それを自覚していた。

「楽しませなければいけない」と気負ったところが肉体や、声のトーンの乱れといったものに見られなかった。

自分がそこにいるだけで価値がある。それを彼女は誰よりも自覚していた。

力が抜け切っていた。


そうだ、この感じだ。

この秋葉原でしか味わえなかった距離感。

近いのに遠い。遠いのに近い。


求められることに慣れた人間の持っている空気。なんの躊躇いもなく、求められたものを開示する。

それは、距離感としたら近いのかもしれない。

しかし、漠然と「絶対に距離を詰める事はできないんだろうな」という気もしていた。

おそらく、自分への食いつきというものが一切ないからだと思っている。

物理の教科書に出てくる、“摩擦のない台車”のようなコミュニケーションだった。

知ろうとして近づくと、触れた力の分だけ遠ざかっていく。

それがもどかしくて、さらに強い力で走っていく。台車も加速する。

ああ、またか。そう思った。

この光景はもう、何度も見てきた。


しかしこの辛さにも近い関係性が、ひどく懐かしかった。

靴の中の小石が取れたときのような爽快感があった。

おそらく、自分はこの辛さをもう一度味わいたいと思っていたのだろう。


ふたりで1時間くらいベラベラと喋っていた。残り30分。


色々と話をしたが、あえて内容はここに書かないことにする。


かなり下世話なことも話していたので、もうエロ方面のムードは一切残っていなかった。


「今からこのムードで勃起できるの?」みたいなことを言われたと思う。

「できるね。断絶そのものに興奮すればいい。」と答えた。


「今から3分でいい、今までに出会ってきたいい男の話をしてくれ。そうすれば絶対に勃起できる。」と言って、彼女の話を聞く。


結局、交わらない。交われない。これが風俗の本質だと思う。

手を伸ばせば触れることができる距離にいるのに、肝心なところが交わる事はない。

自分にないものを持っている男のエピソードを聞きながら、自分と彼女の間にある溝を、ぼんやりと見つめていた。

彼女がうれしそうに男の話をし終えたとき、自分は勃起していた。


爆笑された。

「そんなおっきくないね」といわれた。自分はニヤニヤしていた。


「何かしたほうがいい?」と言われたが、「いや、何もしなくていいよ。そのままで。」と答えた。


オナニーした。自分でも驚くほど早かった。そういうことだった。


自分の人生に交わらないであろう美人が、時間を切り売りして自分の前に立っている。

そこに興奮していた。彼女は、断絶そのものをオカズにして味わう相手として最高だった。


楽しかった。何度も礼を言って別れた。また行こうと思った。




-----------------------




ブログなので好き勝手書こうと思って好き勝手書いたらなんか危ない感じになってしまいましたが、わかってもらえますでしょうか・・・



すこしだけ普通の話をすると、全裸やトップレス、乳舐めといったオプションは全て5分単位、手コキは基本サービスではなくオプション扱い(1射で終わり)で、普通のオナクラとして見ると割高な部類に入ると思います。

“手コキ”とキャッチコピーに入っているのに手コキが別料金であることや、オプションが5分単位であることが明記されていないのは、商売として不誠実だと思います。


ここを風俗デビューの場にすると、おそらくあまりいい思い出にはならないのではないでしょうか。

「アキバにあるオタク向けのライト風俗」というよりは、風俗ジャンキーやマゾヒストが精神性を満たすために行くと、最高のパフォーマンスが出せるお店なのかと思いました。


しかし彼女にはオプションやシステムの不親切さを補って余りあるポテンシャルがあります。オナクラではまず出会えないタイプだと思います。

変にスレてしまって世の中をナメているわけでもなく、オナクラの女子大生のように素人感があるわけでもない。

自分が打ち込んだ分だけ自分を見せてくれるような、そんな子です。


読み返すとあんまり褒めてないような感じがしてきましたが、褒めています。



次回はパチンコの話と催眠術の話をしようと思います。



また!

歯医者で泣いた話

こんにちは、SOD風俗調査団の橋本和樹です。

先日、友達と「最後に泣いたのはいつだ?」という話をしました。
歯医者で泣いたのが最後で、その話が結構馬鹿げていて思い返すと笑えるので、書こうと思います。
当時の日記から少し文章を引用しているので、テイストがいつもと違います。


目覚ましが鳴っている。 うるさい。

止める。スヌーズだ。

また鳴った。うるさい。

仕方ねえ起きるか・・・


うっ。



歯が痛い。 


しかしまあ、我慢できないほどではない。 

我慢することが大人なのか?


しかし今日は時間に余裕を持って起きた。早めにやってる歯医者に行こうかな。

ネットで調べると、8時からやっているところがあるらしい。

とりあえず支度をして、家を出る。予約をして、歯医者に到着する。


橋本「右上の歯が痛いんです・・・」

歯医者「右下がおかしいなあ・・・」


右上が痛いって言ってるだろ!結構痛いんだ。冗談言わないでくれ。


橋本「あのっ先生。」

歯医者「この辺の神経は逆転することがありまして・・・」

橋本「すみません」

歯医者「虫歯が残ったまま詰め物をして、中で虫歯が進行してるみたいですね


そんなことあるのか!前の歯医者に怒りが沸いてくる。

しかし色々いじられているので、痛みが増してきて突っ込む気力も起こらない。


歯医者「とりあえず応急処置しておきます、また夕方来てください、これは2か月くらいかかると思います。」

詰め物を外して、なんかガチャガチャやられてもう一度詰め物をされる。すごい。痛みが全くない。


何度もお礼を言って、歯医者を後にする。


そして一ヶ月後・・・


歯医者「歯の掃除が終わったので、今日から本格的に治療をはじめます」

橋本「よろしくお願いします。」

何か、電子工作で使うコンデンサみたいなものを歯に刺される。痛い。


本当に痛い!


しかし我慢せねばならない。それが成人の義務ってものだ。

ときどき激しい痛みが走り、「ンァッ!」っとか、「ン゙ーーーー!」とか叫びながら我慢する。

麻酔をされる。


歯医者「神経を殺す薬を入れました。麻酔が切れると少し痛むと思いますが、2時間程度で引きます。もしひどいようでしたら痛み止めを飲まれてください。」

橋本「わかりました。ありがとうございます。」

お礼を言って、歯医者を後にする。

しかし麻酔が相当きつい。

口を閉じているつもりでも、鏡を見ると半開きだ。間抜けだ。

とりあえず、麻酔が効いた状態で家にいるのが退屈そうなので、ゲーセンで2時間ほどつぶしてから帰宅する。


まだ麻酔がきいているが、痛くは無い。

そして最寄駅について、歩いて帰る。


5分ほど歩いたその時。



痛い!

本当に痛い。少しどころじゃない。

釘を思いっきり手のひらに打ったような痛みが奥歯に走る。


仕方ないので、とりあえずもらった痛み止めを飲む。

自販機で水を買って、痛み止めを飲み、顔を歪めたまま家に帰る。


家まで歩いて15分。


痛みが全く引かない気が狂いそうだ。


もう一錠飲もう。


・・・


痛い!

だめだまったく痛みが引かない。痛みに耐えることができない。


床に横になって、のたうち回る22歳。

何かをしていないと意識を保っていられない。この痛みが永遠に続くかと思うと、気がおかしくなりそうだ。

部屋のドアを思いっきり殴る。 

板が割れる。 

板の破片が手に思いっきり刺さる。 

痛みと精神的なつらさと自分のバカさに泣く。「成人の義務」とか言っておいて、結局泣いた。 



血が思いきり出るが、痛みを感じない。歯が痛すぎるのだ。もう仕方がない。



「3錠まで」と言われていた痛み止めを一気に5錠飲む


胃が荒れるとか言われてるが、それどころではない。

そして、「あああああああああああああ」と叫びのたうちまわりながら15分が過ぎる。


痛みがまったくおさまらない。限界だ。救急車を呼ぼう



119をコールする。


橋本「あのすいません歯が痛くて気が狂いそうなんですが」

119「え~?知らないですよそんなこと朝まで待ってください


もう!こっちは泣いてるのに!


仕方ない歯医者に電話しよう。

この時深夜12時30分。

大迷惑だが仕方ない。本当にすみませんでした。



橋本「こんばんは橋本です夕方から痛みが引かなくて気が狂いそうです朝まで耐えられません

歯医者さん「痛み止めは・・・」
橋本「全部飲みましたが全く聞き目がありません死にそうです助けてください

歯医者さん「・・・・」

橋本「あああ・・・ああああ・・・」

歯医者さん「・・・今から来れますか?」

橋本「わかりました。」

歯医者さん「近くに来たらまた電」

橋本「わかりました」


着の身着のまま走って表に出る。

タクシーを拾う。病院の名刺を渡す。

ちなみに歯医者までは電車で40分かかる。


橋本「ここまで頼む早くしてくれ金はいくらかかってもいい死にそうなんだ


うずくまって、「あ゙~・・・・・」と低く唸りながら到着を待つ。失神できたら、狂ってしまえたらどんなに楽だろうか。涙が止まらない

東京外環の明かりが見える。そんなことはどうでもいい。誰か助けてくれ。


時計の1秒が無限の時間に思える。涙でシャツが濡れている。

1時間以上かかって歯医者の近くに来る。


メーターを見る。17000円だ。

2万円を座席に置いて、黙ってタクシーを降りる。

すぐに走る。


なんと失礼だろう。すみませんでした。

そういえば歯医者に電話してない事に後から気付いたが、後の祭りだ。

すぐにドアを開ける。開いてる。良かった。


橋本「早くしてくれ気が狂いそうだ!早く!」

歯医者さん「落ち着いて、寝てください」

すぐに寝て、口を空ける。


歯医者さんは私服だった。ごめんなさい。


詰め物が外れる。

またコンデンサみたいなのを刺される。


歯医者「これでどうですか?」




余計酷くなった


ダメだ本当に狂いそうだ。

自分で出来る事がないだけに、どうしていいかわからない。とんでもない絶望感と痛み。 


そして・・・ 



橋本「先生、僕は死ぬんですか?」




 何を言っているのか

見返すと笑えてくる。  


歯医者さんも、死なないよ(笑)といって爆笑していた。



その時は本当にそれくらい辛かったんです。許してください。  

そしてまたガチャガチャやられる。 


歯医者さん「これでどうですか」 


橋本「ああ、だいぶ良くなりました、これなら我慢できます・・・」  

橋本「先生夜中にすみませんでした、騒いでごめんなさい。ありがとうございます。助かりました。」  


歯医者「神経を殺す薬を入れたんですが、思ったより神経が残っていたみたいですね。」 


話がよく理解できない。


何度も礼を言って、歯医者を出る。一種の爽快感のようなものがある。  


縁石に座って、涙を拭く。水を買ってうがいをする。 

痛みは引いていた。




単なるバカな話なんですが、あのときは発狂しそうな痛みの中に、ある種の高揚と緊張があったのを、今でもはっきり覚えています。

もし自分がマゾヒストでなければ、痛みに耐え切れず死んでいたかもしれません。


つまらない思い出話でした。


みなさん、歯は大切にしましょう。それでは、また!

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