橋本和樹~日光エロ村 性欲猿軍団~

SOD風俗調査団の橋本・初デートがジャスコ・和樹です。 話が暗いとよく言われます。平成3年生まれです。 風俗の楽しみ方や女性との向き合い方、催眠術を使ったコミュニケーションについてお伝えできればと思います。よろしくお願いします。

もう「彼女が欲しい」とは言わないでくれ

僕は身内ネタが好きだ。
身内ネタってわかりますよね・・・?
風俗調査団で言えば、良知さんのハイパーエボリューションネタとか、剛田さんがいじられてたりとか、まあそういうのです。

身内でしかわからないネタを繰り返して、身内だけでゲラゲラ笑うのが好きだ。
もちろん知らない人には言わないし、押し付けない。当然のことである。

僕が普段属しているコミュニティはオタク界隈である。
先日、ネットで身内ネタを使ってはしゃいでいたところに、あまり仲良くもなく、面識も一度か二度あるかないかくらいの人が急に混じって、僕らの身内をいじってきた。

無性に腹が立った。

オタクコミュニティというのは、まあいろいろと変なプライドがあるもので、ネットで女に絡みにいくのはダサいとか、非処女の女はクズとか、いわゆるリア充は頭がカラッポで人間のレベルは低いとか、まあそういう変な押し付けというか、記号化された偏見みたいなものがたくさんある。
そういった記号の押し付けは好きではないが、自分にそれが押し付けられない限りは基本、黙っている。

ただそのときは、どうしても許せないくらい腹が立った。
彼が身内ネタという「同じ記号」を纏っていれば、仲間として見てもらえると思って僕らとコミュニケーション(こんなものコミュニケーションとも呼びたくないけど)を取ってきたことに対して。
そういったコミュニケーションを取る人と同類だと思われたことに怒ったのかもしれない。

どうしても許せなかった。汚い言葉を浴びせた。
要約するとこういうことを言った。

お前は、お前らオタクが嫌悪しているネットでオタク趣味の女に手当たり次第に絡みに行ったり、婚活でいきなり年収聞いたりしてる奴と同じ事をしてるんだよ。
まずそういう行為をする人間は、俺の言っていることがまず理解できないだろうな。
死ぬまで2ちゃんねるのネタをコピペしてお互いのことキチガイとか言い合ってつまんねー承認欲求の埋め合いしてろ。こっちに擦り寄ってくんな。


まあ当然彼は不機嫌になったのだけど、不機嫌になったことも、自分はどうしても許せなかった。
なぜ自分だけが悪者にならなければいけないのか。

本当に自分たちと仲良くしたいと思っているなら、自分の与えた痛みも消化した上で擦り寄って来て欲しかった。
単に記号だけをなぞって他人とコミュニケーションを取ろうとする行為は、本当のところ、自分らと仲良くしたいというわけではなく「誰とでも仲良くできる自分」が欲しいだけに過ぎないと思う。
それは、失礼な行為ではないのだろうか?
失礼どころか、悪意を持って傷つけられたように感じた。それがなぜ、自分だけが悪者になるのか。


彼女が欲しいと呪詛のようにつぶやく人たちを見て、何か違和感を感じないだろうか?
彼らは、彼女が欲しいのではなく、「彼女のいる自分が欲しい」だけなのである。
彼のしたことは、そういう閉塞しきって思考も止まった人間と同じだ。許せなかった。



記号をなぞって他人を求めることで、自分もまた記号化されてしまう。記号化の檻に閉じ込められる。
そうして記号だけを使って他人と関わった結果、本当に見て欲しい自分は記号の向こう側にあるのに、自分もまた記号でしか見られなくなる。不毛だ。
自分はそれに怒ったのだと思う。不毛な行為を押し付けられたことにも。



コミュニケーションというのは、真冬の夜に部屋の内側から窓ガラスを覗き込むようなものではないか。
ただ窓を見つめていても、窓は結露していて見ることができない。
結露している相手、何もまだ見えていない相手の結露を、少しずつ丁寧に拭いていく。
きれいに結露を取って、窓を覗き込む。そこにうっすらと自分が見えてくる。
時間が経てば、また窓は結露していく。それをまた丁寧に拭いていく。
結局のところ、自分を見るという行為は、それの繰り返しでしかないように思う。

記号化して相手を見るという行為は、結露した窓ガラスに、指で「理想の自分」という行為を書いていく行為だ。
一時は何かが見えるように思えるかもしれない。
しかし指でなぞった結露は水滴となり、指を離した瞬間に理想の自分を引っ掻いて落ちていく。
書き終わった頃には、理想の自分は水滴でボロボロでいびつな鏡面が、こちらを見つめているだけだ。


左手で左ひじ(右でもいいですが)を触れることはできないように、自分のことは、自分で知覚することはできない。
ただ他人と触れていく中で、他人の産んだ距離や反応から、自分の立っている位置というものを相対的に推測していくだけのことだ。
関係というものは、無限に軸がある。方眼紙のマス目のように、いくつかの数値があれば位置が割り出せるものでは、もちろんない。

それでもただ、自分を知るために、相手を知ろうとして、窓ガラスを拭こうとするのだ。

彼が今なにを考えているかは知らない。
ただ、自分はそれだけの事だと思っている。

彼女たちの流儀 その1 秋葉原メイドちゃんねる るーなちゃん

自分の過去の話もひと段落ついたと思うので、別のことを書きます。

みなさんは、忘れられない女の子がいますか。
お気に入りの女の子、一度しか入っていない女の子、もう辞めてしまって会うこともかなわない女の子・・・

風俗で出会ってきた女の子の中で、特に印象深い女の子のことを書いていこうと思います。
いろいろあると思いますが、ブログを書いている時点ではまだ在籍していて、会いにいける子を書きたいと思います。できる限り、KAKU-BUTSUで調査に入ったときの子ではなく、自腹で出会った子の話をします。
ただ、そういった強烈に印象に残る子というのは、そうそう出会うものでもないので、またダラダラした更新になりそうですが・・・


僕はメイドが好きだ。
いや、メイドというよりは、メイド喫茶が好きなのだと思う。
あそこでは、全員が何かに対して前のめりになっている。そして、自分だけはメイドを“推す”こともできず、常連同士のトークを楽しむこともできず、ましてや萌え萌えキュンもできるはずもない。
それでも、あの場で拒絶されることはない。
どこへ向かうこともできないまま、自分だけが浮ついた空間に取り残されているというのは、案外心地のいいものだ。

少し前の話。
そういえば、メイド喫茶は好きなのにメイドとプレイしたことはなかったなと思い、秋葉原メイドちゃんねるへ電話をかけた。
店員さんに電話をかけてオススメを聞くと、普段は予約で埋まっている、るーなちゃんがキャンセルが出たため開いていると教えてくれた。プロフィールを見ても悪い感じはしないので、るーなちゃんを予約しホテルで待った。

秋葉原メイドちゃんねるは秋葉原と書いてはいるが、錦糸町のお店だ。
ちなみに錦糸町萌えちゃんねると在籍がほぼ被っているが、まあ系列を名乗っているし悪い印象はない。
鶯谷のホテルを指定したので、少し時間がかかる。
ホテルのドアがノックされる。扉を開ける。

・・・

はじめての体験だった。顔を見た瞬間、混乱した。ただ混乱した。
かわいい子が来て戸惑ったわけでもなく、一目見て地雷と思ったわけでもない。ただただ混乱してしまった。

こんな子が風俗にいるのか、という感想しか出てこなかった。
想定外過ぎて、普段は笑顔で何かを言っているところなのに、険しい顔で「こんばんは」と言うことしかできなかった。
そのくらい、第一印象だけでペースを支配できるような女の子だった。

顔は別段整っているというわけではない。面食いの男性であれば、テンションが下がる部類であるかもしれない。
しかし、顔立ちや漂わせている雰囲気が本当に強烈なものを持っていた。違和感と言ってもいいかもしれない。
人間誰しも初対面は緊張する。風俗やキャバクラなどでも初めての際は、自分の持っている圧力のようなものを、お互いできる限り潜めて、だんだんと自分というアンプのボリュームを上げていく。そういうものだと思う。

しかし、混乱から覚め、彼女を初めて見たときまず思ったのが「アンプのつまみが接着剤か何かで固定されている・・・」ということだった。


世間話をしていても、距離は縮まらない。しかしそれは余所余所しいということではなく、昔からお互いをよく知っていたような、地元の友達に偶然駅で会って、立ち話をしていたときのような、そんな距離感に近いものを感じていた。
まだ自分は混乱していた。このようなことを考えているのだから、当然である。

今まで自分がしてきたことは、多くのタイプに対する安牌を増やす作業であったことを実感させられた。
まったく出会ったことのないタイプに対して、自分は立ちつくしてしまった。
自分は負けを認めてしまった。
ここから彼女に対して、マウントを取ることはできない。この後の60分間でやれることは、彼女にマウントを取られてボコボコに殴られても、絶対にタップをしないことだけだ。

「えっとさ、俺メイドが好きなんだよね。それでメイドさんって性欲の対象にしたことがなかったから、そっち方面でもメイドが好きなのか確かめたくなって。」
と言った。我ながら最低の答えだ。飲み込まれているとはいえ、こんな言葉しか出てこないだなんて。

自分が力ない答えを返しても、彼女は同じ圧力で言葉を返す。
「わかりました~。じゃあるーなが、ご主人様のためにいっぱいがんばっちゃいます~」
どれだけ強く言葉を放っても、彼女からは同じ圧力で帰ってくるのだろう。そんな気がした。

シャワーを浴びて湯船に浸かって、彼女がメイド服に着替える。
彼女は「メイド服を着た女の子」ではなく、「俺の望んだメイド」そのものだった。
何の躊躇いも、何の衒いもそこにはなかった。彼女自身もそこにはなく、ただメイドだけが立っていた。

人間はここまで何かを演じることを極められるものなのか、と素直に感心した。

それは努力もあるが、彼女自身の素質も大きいと思う。
確かに、純粋なイメージプレイをする相手として、るーなちゃんは最高だろう。
常に予約で埋まっている理由もわかる気がした。

あとは自分が、ただただ中にある欲望を吐き出せばいいだけだった。
マウントを取ったまま殴ってくれと言ったら、彼女はそのまま殴ってくれるだろう。
こちらが何かを恥ずかしそうに頼む。彼女はふたつ返事で承諾する。
自分は何かを演じることがとても恥ずかしい、SMで感じる恥ずかしさは、それがそのまま材料になる。
しかし彼女はそれをすべて飲み込んで、そのまま僕の恥ずかしさなどないもののように、100%のメイドとして打ち返してくる。
彼女の演じる引力に引かれて、自分もどんどんと「ご主人様」になっていく。

少しずつ、演じることに違和感を感じなくなってゆく。
ラブホは屋敷になり、壁の装飾は本棚に、ベッド脇のパネルはランタンに、恥ずかしさは背徳へと変わって行く。
世界の輪郭が少しずつ溶けてゆく。

すべてが溶けきって、射精をした。悪くなかった。
プロフィールにあるとおり、フェラはとても上手かったです。

プレイが終わって、何かを演じることの難しさを話した。
彼女は「自分にとってはこれが自然だから、難しいと感じるのがそもそもよくわからない」と答えていた。
それを受けて自分が何と言ったのかは、よく覚えていない。

素直にすごいと思った。演じるという一点だけで、他者をここまで引き込めるというのは、並大抵のことではない。
本当に凄い子だと思う。

思い出していたら、どうオチをつければいいのかわからなくなってしまった。

彼女はイメクラの中で、完成されたひとつの形であると思う。
僕のように、何か感動を覚える人もいると思う。

これを読んでくださって、行きたくなった方(いるかわかりませんが)は、なかなか予約の取れない子なので、予約は早め早めに取ってください。コスプレ好きの男性も、風俗ズレしてしまった男性も、何か感じることがきっとあると思います。



それでは、また!

さみしさという引力 後編

遅くなりました。この記事の続きになります。
これで最後です。

セックスをしたあと、ホテルで朝まで話をした。
自分のことも、相手のことも全てわかったつもりであった。
彼氏が二人いるようだった。
彼女の生き方からして、彼女が彼氏を二人とも切って自分のところに来るとは思わなかったが、それでも構わなかった。

「俺の前からいなくならないでくれ」といったニュアンスのことを言ったと思う。
相手は「はい」と言ってくれた。
本当に心から満たされたような気分だった。
まるでこの世のすべてを手に入れたような、今までの自分が全て許されたような、そんな気持ちだった。
しかし、それも長くは続かなかった。

後日、彼女に電話をかけても、出てくれない。LINEも既読スルー。
掴みどころのないまま、二週間が過ぎた。


ナンパ用語で「バイヤーズ・リモース(購買者の後悔)」と呼ばれるものだろう。
出会ってすぐ、関係を持ってしまったことに対する自責が、関係を断ち切らせようとしているのだろう。


ここのくだりはつまらないので省略するが、色々やってもう一度彼女と会うことができた。
関係を持ったことに対する後悔はあっても、何人もの男と関係を持つことはやめていないようだった。
矛盾そのものである生き方。さみしさを男で埋めているが、心の穴をパテで埋めるたびに、彼女の心の穴は広がっている。

それはわかっていたが、何もしてあげられなかった。
飲んでいる最中に一人でコンビニに煙草を買いに行くと、ほぼ100%ナンパされる。そしてついていく。


見た目がかわいいだけではなかった。身体全体から他人を求めるオーラが出ていた。
身体の乱れ、状態はすぐ他人に見抜かれる。この時期だと、新入社員、新入生がそういったオーラを出しているのがわかりやすい。
同じような肉体を持って、同じような服を着ているのに、新入社員ということはすぐにわかる。
それは僕らの脳が、相手の身体や動きを見て、相手に対してのジャッジを下しているからだ。

直感というものも、脳が計算して下した答えということに変わりは無い。
そのことはあまり立ち止まって考えない。だから、オーラとか、そういうスピリチュアルな言い方になる。
決して催眠やトランスといったものも、スピリチュアルなものではなく、科学的根拠に基づいたものであるのだが、なかなか理解はされない。そういうものだ。


彼女は狂っていた。
腕は肩の近くまで切り傷があり、それをまったく隠さず、半袖を着たり、飲み屋で注文の際に高く手を上げたりした。
そして常に他人を求めていた。居酒屋のキャッチやファーストフードの店員とも、後ろに客が待っているにもかかわらず、プライベートのことを聞き、深い関係になろうとした。
お金を使いすぎて、お金が無くなったのが悔しいので、3万円貸してくれと言われたこともある。
結局彼女は出会いカフェに行き、使った分を埋めたらしい。
そこで何をしたのかは聞かなかった。
彼女は自分が狂っていることも理解しているようだった。
それでも、彼女はリスカの跡を見せびらかしたり、SNSにそれを上げたりということはしなかった。
その一点だけが、美しいと思った。
迷ってグルグルと彷徨った足跡が、意図せずに美しい絵画になったかのようであった。

本当に美しかった。自分一人のものにしたかった。
しかし、そうならないのはわかりきっていた。

彼女の悩みをなんとかしようと、色々と身体面や行動からアドバイスをしたのだが、それが守られることは何一つなかった。
段々と、何かを言ったり、彼女のために考えたりするのが無駄なように思えるようになってきた。
そして自分は、彼女の殻だけを求めるようになっていった。
肉欲を満たしたり、催眠術や行動の実験台にしたり、性的に爛れた場に連れて行ったりした。

ある日、彼女が「私、今付き合っている人をすべて切って、橋本さんだけにしようと思うんです。」と言った。
理由を聞くと、「橋本さんは私のこと好きじゃないから。」と言った。
自分を繋ぎ止めようとしたのか、殻だけが求められていることに気付いたのか、どちらかは分からなかったが、この言葉は絶対に守られないとわかっていた。

そして案の定、彼女は彼氏とも間男とも別れなかった。
そんなもんだろうな、と思った。それ以上のことも、それ以下のことも思わなかった。

正月に、あけおめ、とメールが来た。
画像が添付されていた。画像を開くと、血まみれの手首が写っていた。
痛々しいとも、可哀そうだとも思えなかった。ただ醜く、ガッカリした。
スプレー缶の中は液体が入っているが、ボタンを押した瞬間に気化して放出されるように、彼女の中に溜め込まれたものが表に出た瞬間、どうしようもなく醜く、お粗末な表現に見えた。
それから、彼女のことを美しいとは思わなくなった。


だんだんと連絡を取るペースが遅くなっていって、いつからか連絡を取ることもしなくなった。
そして、ラインはブロックされ、電話も繋がらなくなった。

愛さなかったから、愛されなかったのだろうか。

あのとき、破滅するのを恐れずに彼女を追いかけていれば、また違った今があったのだろうか。
自分はそれをせずに、自分が破滅することを恐れ、逃げた。
それをした人間には、過去を振り返ることさえ許されていない気がする。

思っていたことをキーボードにぶつけたら、気持ちが昂ぶって、なんだか滅茶苦茶な文章になってしまった。
たぶん、自分の中でまだ納得し切れていないのだろう。
トランスに入ったり、催眠をかけたりするたびに、彼女のことを思い出す。
うまく催眠がかけられなかったとき、彼女がいればな、と思うことがある。

こうして文章に気持ちを出してしまった自分も、読者には汚く映るのだろうか。
なぜかはわからないが、そんな気がする。


本当に汚い文章ですみません。これで終わりにします。
また自分の中で何かが変わったら、これについてもう一度振り返ってみたいと思います。

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